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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?
他の人はもう誰も居ない事を良い事に、朔夜叔父様と一緒に役員専用駐車場に降り、叔父様の車でクラスター社を出た。
「意外に普通の車なんですね」
「レクサスで普通なぁ‥
ああ、嬢ちゃんのあの環境だったら普通車の類いか‥‥」
「‥‥まあ‥‥」
言われて見れば‥‥レクサスだって高級車の類い、本当に私の環境って普通とかけ離れているというか、あり得ない現実というか‥
億単位の車は紀永の趣味‥‥‥だから、早乙女邸の社用車も基本は外車だらけというね。
「それで深夜営業の店って‥‥」
「最近は郊外に大型商業施設が多く、24時間対応の複合スーパーなんかもあったりする‥
俺もこう遅いんでな、時々利用するんだ」
「‥‥‥朔夜叔父様がスーパー‥‥‥」
ぜんっぜん想像出来ない!!
早乙女社長だよ?
本筋のお坊っちゃん育ちだよ??
それは昔は悪かったとか言われているけど、自分で買い物とか無縁の人だと思ってた‥
凄く意外過ぎる!
「おいおい、これでも1人暮らしなんだぞ?
週1くらいはハウスキーパー何かが入るが、自分で買い物くらい行かないと飯すら当たらん」
「外食ばかりかなって‥‥」
「それも多い、大概は商談や会合の付き物だが‥‥
そんなものが無い日は、こうして買い物して帰るんだよ」