この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?
『わざわざありがとうございます‥
それにしても沢山買いましたね?』
『中々来られんから、来る時は何時もこんなもんだ』
『冷食とお酒ばかり‥‥』
『それを言ってくれるなよ』
声が響く駐車場だからこそ聞こえる2人の会話、声だけで考えると、やっぱり早乙女社長の声‥
でもなんで倉ちゃんと一緒なんだ??
((やっぱり社長だよ、毎日声を聞いている俺が間違えるはずが無い))
((‥‥どうして‥‥倉ちゃん‥‥))
時々だけど、堀之内部長が倉ちゃんを社長室に使いに出す事があったとは思う、そんな風に何度も会っているからなのか、こんなにも社長と仲が良いのは。
それも社長が倉ちゃんを抱き締めて‥
倉ちゃんも早乙女というレッテルが良い訳?
そんなタイプとは俺は思っていなかった、でもそれって俺の勝手な思い込み‥‥だったんだ。
『そろそろ本当に送って行かないと、五月蝿い過保護共が動き出すだろう?』
『・・・ああっ!!』
社長の謎の言葉に倉ちゃんは慌てて鞄をゴソゴソ、そして取り出した携帯を見て‥‥‥脱力したぁ!?
『当たりです‥‥はぁ‥‥‥』
『な?
大人しく追っているか、既に動き出しているか‥‥俺は後者だと思うぞ??』
『・・・マジ・・・』
倉ちゃんが何事かを溢したのと、この駐車場に車が入って来たのは同時‥
しかも車は社長のレクサスの隣に止まり、中から出て来たのは‥‥‥遠藤主任!?