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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第4章 享受3-紀永が残していた物
産まれた時から早乙女のお嬢様である、恵美里叔母の美的感覚と最新感覚は確か、だからこそ私は叔母に預け、そして今回の事を頼んだ‥
私でも分からなくはないが、叔母の方がより確実、そう思って。
事実その通りであり、今の美紀はお披露目のイメージを残しつつも、美紀自身の性格思考を阻害されない安定感がある姿‥
そして早乙女を引いたせいか、何処か陰のある美人‥‥これはまあ私の主眼も入っているのは仕方が無いだろう。
「年若いのだから、ナチュラルに1点だけ強調すると凄く似合うの美紀さんは‥
一番特徴のある目元を少し強調して、後は極力ナチュラルに‥‥これが良いと思うわ」
「確かに‥‥
目は口ほどに物を言う、強調された目がより一層意志が強い事を醸し出す、より良く仕上げてくれた恵美里叔母」
「でしょう?
どうせですから、このまま外出して見なさいな紀永さん??」
「ん?」
「えっ?」
流石にそれは考えていなかった為、私も美紀も多少気が抜けた返事になってしまったが、このまま外出も悪くはないと思ってしまう。
美紀に絶対的に足りないのは日本での実践であるのならば、留学前のようにお試しに外で食事‥‥散々騒いだ後にこれで決まった。