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今日だけは、貴方と
第3章 女の本音
『…好き』
胸の中で溢れ出していく気持ちを堪えておく事が出来ずに吐き出して、男に絡めた腕と脚の力が強まった。
速度を増す腰の動きと吐息の荒さが、男の興奮度合いを表していた。
耳元で紡がれる卑猥な言葉が女の鼓膜を震わせて、更に子宮を疼かせる。乾いた唇を舌で潤した後、言葉を繰り出した。
『良いよ。君が、好きだから』
“中に出して”と言葉を続ければ、打ち付ける腰に熱が入った気がする。
「良いの…?本当に…?」
『良いよ。好きだから、今日は君のモノにして』
「……凄く嬉しい」
卑猥な言葉の応酬を重ねて、お互いに興奮度を高めていく中で、女の脚は男の腰を逃がすまいとしていた。耳元で荒く乱れた男の息遣いが、女には非常に艶めかしく聞こえる。
「イくよ……イくから、俺の中出し専用まんこで受けとめてね…!」
男の性器が子宮口にぶつかった。そして間を置かず、射精の快感に躍動する性器を膣口で感じて女は一つ、溜め息を吐いた。
脳が男の言葉を何度も反芻し、恍惚に浸る。
躍動を終えた後で男の身体がゆっくりと離れた。