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オネエ様の城
第6章 日雇いバイト
梨央が入り 始めはズレつつもなんとかテンポを

遅らせずに演奏できた。

涼真は演奏直前にサラッと指を鳴らして演奏している。

何でそんなに直ぐ弾けるんだよ。

私以外のギターや、ボーカルでしっかり

ロックになってるのが不思議だった。

格好いい演奏できちゃってるって思えて嬉しくなる。

キャーキャーと黄色い声援が上がる。

「ねぇーあの人 かっこよくない?ギター…」

「気づいてなかったの?Ba,belのギターしてた

涼ちゃんだよ。」

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