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オネエ様の城
第9章 落ちる涙
「やっと 繋がったね。涼真…」

「梨央…」

何度も梨央と呼び、パンパンと肉体が激しく当たる

音がした。梨央の中は更に厭らしい音も鳴る。

「はぁん…気持ちいぃ…」

「一緒にイッて…」

「あぁっ…ぁぁ…」

激しく音が続き二人は絶頂を超えた。

抱きしめ合って眠りについた。

梨央はそっと窓側に体を向け

伝う涙を拭った。

涼真は気づかず梨央の腰を引き寄せた。

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