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オネエ様の城
第9章 落ちる涙
「それより、涼真、頑張ってね!

また音楽できるようになってイキイキしてたし。

私は今の涼真が好きよ。」

「照れくさいこと言うわね。

まるで別れの言葉みたい。

ライブハウスのバイトは辞めないでしょ?

また会えるし。

それに、今度は優しく抱かせて?

すごく痛かったでしょ?ここ。」

涼真は優しく私の子宮あたり撫でた。

「気にしないで。私がしたかったんだから。」

涼真には嘘ついちゃった。

ホントは昨日でバイト辞めたんだ。

ごめんね、涼真。

ルールの1つ、惚れたら退去だもん。

丁度よかったんだよ

そう言って浅い眠りについた。
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