この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
オネエ様の城
第10章 出発
無茶苦茶な奴なんだけど
居なくなると寂しい。
部屋に帰ると辛い。
リビングでも
無意識に梨央のTV見てたときの定位置を見てしまう。
料理も特別美味しいと思ったことない
けど一緒に食べると嬉しくて。
1日も早く出ていってほしかった憎い奴だったのに。
この先もずっと一緒にいたいと思えた
初めての人なんだ。
居なくなって今更こんな事に気づくなんて
間抜けだな。
涼真は自宅の最寄り駅をはじめに
片っ端から探しはじめた。
梨央の服装や髪型の似た人を見つけると
焦って間違えて声かけたり
してしまった。
それでも声をかけられずには居られなかった。
梨央と外食した場所、買い物行った店…
無理があったのか1年は見つからなかった。
居なくなると寂しい。
部屋に帰ると辛い。
リビングでも
無意識に梨央のTV見てたときの定位置を見てしまう。
料理も特別美味しいと思ったことない
けど一緒に食べると嬉しくて。
1日も早く出ていってほしかった憎い奴だったのに。
この先もずっと一緒にいたいと思えた
初めての人なんだ。
居なくなって今更こんな事に気づくなんて
間抜けだな。
涼真は自宅の最寄り駅をはじめに
片っ端から探しはじめた。
梨央の服装や髪型の似た人を見つけると
焦って間違えて声かけたり
してしまった。
それでも声をかけられずには居られなかった。
梨央と外食した場所、買い物行った店…
無理があったのか1年は見つからなかった。