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Forbidden love~大好きになりました
第11章 嘘
湊said
コイツマジでバカだな。
俺が自分の部屋に走って入って行ったら・・・・まんまと付いてくる始末。
「ねぇ、・・・早く返して!電話しなきゃ・・・。」
まだ言ってるし(笑)
俺は部屋のベットに腰掛けポケットから携帯を出し・・・。
「んじゃー・・俺の携帯にワンギリしとくから登録してくれる?」
瑠衣は少し困った顔をするが・・・ゆっくり頷いた。
・・・・・。
俺は瑠衣の携帯から俺の携帯にワンギリし・・・・。
「大輔に電話すんの?」
チラッと瑠衣を見て言った。
「・・・お金振り込まなきゃいけないの・・・・。」
はぁ・・・。
「何で彼氏に金振り込まないといけないの?」
俺が聞くと瑠衣はその場に座り込み・・・・・。
「大輔が・・・財布落として困ってるからって・・・・。」
マジで・・・。
本当にいいカモだよな・・・。
「財布落としたのに金振り込んで引き出せるの?」
俺が言うと・・・・。
「銀行に行けば直接お金引き出せるからって・・・・。」
はぁぁぁ・・・・。
「それができるなら自分の金引き出せるんじゃねーの?大の大人が銀行に1円も入ってないわけねーだろ??財布に入ってた金が全財産か??」