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第2章 転機

「でっ？！(笑)何でそんな地味な格好？？」


夏希さんは私の横の椅子に腰かけ私の格好を見て笑って言った。


確かに(笑)


地味なスーツ・・・。


「だからぁー・・・(笑)父が学校紹介してくれてー・・そこの面接だったんですよ(笑)もう嫌になっちゃう・・・。」


今更教師なんて・・・・。


夏希さんは笑って・・・・。



「アンタが教師とはね(笑)でも免許持ってるんだもんね？？いい機会なんじゃない？？」



夏希さんは綺麗な髪を耳にかけタバコを吸って言った。


相変わらず綺麗だなぁ・・・。


あ・・・。



「夏希さんは外資系でしたっけ？？」


「そっ・・・(笑)来月から１カ月ＮＹ行くんだッ！」



格好いいーーーー・・・・。



私なんて取りあえず教員免許取って・・・・でも教育実習でもう嫌になって・・・。


フリーターやって・・・彼氏に振られて・・・。


「もーーー、そんな暗い顔しないのーーー(笑)また新しい男探そう！！そんな出て行った奴なんて忘れなさい！！！」