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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第4章 絶対安静
「さあ、もう少し寝てください。当面の栄養は点滴で足りています。夕食からお粥にしましょう。」
「篠宮さんが料理されるのですか?」
「ええ、お粥くらいなら…」
「私がします。」
「駄目です。夕方までは絶対安静ですから、もう少し眠ってください。何かあったら呼んでください。隣の部屋にいますから…」
そう言って篠宮さんは部屋を出ていってしまった。
さんざん眠っていたのだから、眠れっこない…と、思っていたのに、することがなくなると暇でうつらうつらしていた。