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アゲマン!
第6章 恐怖の謎
波の音がする…。
それ以上にグチュグチュと沙那の股間から派手な水の音がする…。
沙那の膣に挿入感を感じる。
自分では怖くて触れなかった部分…。
そこを躊躇う事なく龍平の指が押し挿り、同時にクリトリスへは有り得ないほどのソフトタッチでの優しい愛撫が繰り返される。
沙那の肉壁がグイグイと龍平の指を締め付ける。
「ギッチギチだな…。」
龍平が嬉しそうに沙那の頬にキスをする。
「あっ…あっ…っあー!」
ひたすら喘ぎ悶える事しか出来なかった。
「いいか?沙那…、なぁ…俺を感じるか?」
少し不安そうな龍平の声…。
答えたくとも沙那の口からは悦びに喘ぐ声しか出せない…。
腰が浮くとそれに合わせるように龍平の指が沙那の欲しがる部分を刺激する。
そこ…、いい…。
凄くて…、イッちゃう!
「んあっあぁぁあーっ!」
身体を逸らし、はだけた胸を突き出し、M字に広げた足を更に卑猥に広げ高く腰を上げた沙那の身体がガクガクと震えた。
これが本物のオーガニズム…。
薄れる意識の中で沙那はそれだけを感じながら堕ちていた。
波の音で目が覚めた。
シングルのベッドには沙那1人だけだった。
胸はブラウスがはだけたまま、スカートは皺だらけのだらしない姿で眠っていた自分に恥ずかしさが湧いて来る。
ベッドから出ると新たな着替えを出し、客室の備え付けであるシャワー室で着替えをした。
パンティも汚れが酷かった為に取り替える。
鏡の中にはいつもの気丈な女の子ではなく、切なく恋をした女が写っている。
龍平さん…。
顔を洗い、身だしなみを整えて龍平を探しに行こうと沙那が客室の扉を開けた。