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secret
第9章 気になる人
綺麗なホテルのような部屋を出ると涼君は私の手を握ってくれた・・・。
もう・・・逢えないんだよね・・・・//////
私が顔を上げると涼君はまた笑って・・・・。
「・・・また・・・逢えることを・・・・祈ってて???(笑)」
・・・・・///////
祈る・・・・。
事しかできないって事か・・・・。
でも・・・、
私がここの会員になれば・・・涼君に逢えるの??・・・・。
涼君の手をギュッと握り・・・・
エレベーターを待っている間・・・私の頭の中は・・・・。
独身時代の、・・・自分の貯金。
全く手を付けづ貯めていたあのお金は・・・・・。
確か・・・・。