この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
secret
第13章 重い現実

涼said
結城は俺の前に小さなポーチを出してきた。
「なにこれ・・・(笑)」
俺が言うと、結城は不安げな顔をして・・・・。
「・・・・あの人の・・・・部屋で見つけてしまったの・・・・・。」
・・・・・・。
「見て良いの?」
俺がそう言うと結城は一回頷いた。
ポーチのチャックを開けると・・・中にはビニールに入れてあるもの。
・・・・・。
チラッと結城の方を見ると・・・・さっきよりも不安そうな顔。
ビニールの中を見ると・・・・。
・・・・・・。
これ・・・。
小分けにされてる白い粉が2袋と・・・・
注射器。
白い粉の袋を出し・・・何度か振ってみた。
・・・・・・。
プラスチックの注射器を出し・・・
「これ・・・・いらないよな?」
俺が言うと・・・結城は何度も頷いた。

