この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
secret
第13章 重い現実

涼said
あれは・・・・。
間違いなく覚せい剤。
結城の手を引き車に戻ると・・・・・。
結城は不安そうに俺を見た。
「結城・・・一つ聞いて良い???」
結城の顔を見ると・・・ビクビクした顔で俺を見つめ・・・・頷いた。
「あれはー・・・旦那さんのだよね?」
まさか結城が使っているようには見えないし・・・この子がそんな事するようには見えない。
「多分・・・・、いつも・・・・自分の部屋には入るなって言われてて・・・。でも・・・掃除機だけと思って昼間に入ったら・・・・。」
・・・・・・。
「そっか、・・・旦那さんは家に居る時変わった様子はなかった?」
「・・・・家にあまり居なかったし・・・居ても最近は寝るのも別だから・・・・分からない・・・・。」
・・・・・・。
結城はそこまで言うと顔を上げ・・・・。
「昼間・・・・あの人当てに、・・・高輪警察から電話があったの・・・・」
・・・・・・。

