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secret
第17章 一つ目の真実

涼があの時の男の子???////////
こんな夢物語があるのだろうか。
信じられないッ!!!
涼は呆然としてる私を浜辺の石段の方に連れていき・・・・。
座らせて・・・涼も私の横に腰掛けた。
私達の周りは夏真っ盛りの若者がいっぱい。
そんな中私と涼は二人で時間が止まったように・・・固まる(笑)
「あの・・・//////私・・・・全く覚えてないの・・・・。事故の前を・・・・。」
ギュッとカットソーのワンピースの膝部分を握って言った。
「んー・・・住んでた家も覚えてない??」
・・・・・・。
覚えて・・・ない・・・・。
「うん・・・。」
「そっか・・・(笑)・・・・結城の実家はー・・・渋谷の松濤っていう高級住宅地の一角で・・・・お父さんは確か結構大きな不動産会社やってた(笑)」
お父さん・・・・社長だったんだ・・・。
「お母さんはー・・料理教室を家でやってて・・・お姉さんはお琴が得意なちょっと年が離れてるお姉さんだったよ(笑)」
お姉ちゃん・・・・。

