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secret
第20章 上原淳

涼said
一樹と飯を食って・・マンションに戻ったのは23時過ぎ・・・。
シャワーを浴び・・・タバコを吸いながらテレビを見ると・・・。
ピンポーン・・・。
はぁ・・(笑)
来た来た(笑)
ドアを開けると・・・
「お前ー・・・おっせーーーーよ・・・」
グダグダに酔った淳・・・(笑)
「はぁ・・(笑)また撃沈?」
俺がそう言うと・・壁にもたれて俺をじっと見た・・・。
「うっせぇな・・・今夜はこっちで寝る・・・」
ヨタヨタ靴を脱ぎ・・・夜景が見えるリビングまで行くとソファーに倒れ込んだ・・・。
(笑)
「淳ー・・俺明日仕事だからお前勝手に部屋出てけよ?(笑)」
俺がそう言うと・・・
淳は手を上げて・・・
手を振った。
月一回来るこの日・・・。
決まって淳は俺の部屋で寝る・・・。
寝室から毛布を持ってきて淳にかけると・・・
淳は仰向けになり・・・
「涼ーー・・・・」
・・・・・。
「ん??」
タバコを吸った・・・。
「俺ー・・・もうダメだなー・・・・(笑)」
弱気だな・・・。
強いけど・・・人一倍照れ屋で・・・
俺の前では・・
弱気になる(笑)
上原淳・・・。

