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第21章 ある人の恋心

「あのぉ・・・あの・・あの二人とは？？？」



ここまで聞いたらモヤモヤしたくない！！



凛さんはクスクス笑って・・・



「上地君は・・・ただの同級生(笑)」



・・・・・///////


気持ちを読み取られた気がした(笑)



「アンタ(笑)汗凄いッ！！」


美佳が私の顔をお手拭きで拭いてきた(笑)



何熱くなってるんだ私(笑)



そんな会話をしてると料理がどんどん運ばれてきた・・。



凛さんは私たちに料理を取り分けてくれながら・・・



「高校の時ね・・(笑)私こっち出身なんだけど・・ちょっと色々あって兄と二人で沖縄に越したの(笑)」



「お兄さんと？？？」



「そう・・兄は年が離れててイタリアンのシェフだったから沖縄で店をやるって言って・・私を連れて沖縄にね・・(笑)」



へぇー・・・。



「その時にね・・引っ越してきたその日に知り合ったのが淳・・(笑)」



淳君・・昔からあんな能面メンズ？？(笑)



「仲良くなった・・んですか？？？(笑)」



凛さんは笑って・・・



「あの人・・一見怖そうだけど・・凄く寂しがり屋で・・優しいのよ(笑)・・とっても優しいの・・・」


もう・・その言い方で分かったよ・・・////



何も知らないけど・・・



きっと・・凛さんは・・・



淳君が言った・・元カノ・・。



あのパーカーも・・凛さんので・・・



きっと・・



今でも・・・



お互いが好きって・・・。