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secret 
第21章 ある人の恋心




凛さんをマンションに送り届けたのは22時過ぎ。



私と美佳はその凛さんのマンションを見て思った・・。



「稼いでる割には・・・って感じじゃない??」



美佳が言う通り・・。



私もそう思ったよ・・。




「ね・・凛さん・・・今幸せなのかな?」



思わずそう言ってしまった。



美佳は運転をしながら・・・



「あのー・・さ、私はその淳って男のこと知らないけどー・・」



・・・・・。


「相当好きなんだね(笑)・・・凛さん・・・」


そう・・思ったよね・・美佳も・・・。



でもあの男にそんな話出来ない。



マジでやられるってか遣られる(笑)



涼も知ってるなら・・



涼に今度会った時話してみようかな・・・。




私達が美佳のマンションに着いたのは23時ジャスト・・・。



その日はなんか・・久々に凛さんに逢えたし・・連絡先も交換できたし・・・。



嬉しくてなかなか寝付けなかった・・・。



寝返りをすると・・・大きなベットの反対側の美佳が・・・



「結城ー・・・起きてる??」



・・・・・。



「起きてるよ(笑)」



美佳はベット脇のスタンドをつけ・・・



「なんかさ・・私羨ましくなった・・・(笑)」



え・・・・。



「なにが??(笑)」



「アンタも・・・凛さんも・・・(笑)・・・恋してるなって・・・・」



//////////



「美佳はいないの??好きな人とか・・気になる人・・・」



って!!



病院で堂本にときめいたよねッ???(笑)



美佳は天井を見上げ・・・



「私はさーー・・多分生意気だし・・・(笑)・・・少し年上でー・・バツイチくらいがちょうどいいのかもな(笑)」



????


「男の人がバツイチ???」



私が言うと美佳はケタケタ笑って・・・



「そりゃそうでしょっ!!私まだ結婚経験ないしッ!!(笑)」




(笑)(笑)


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