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secret
第24章 スクープ

私がホッとしていると・・・
園田はまた口を開いた・・・。
「しかし・・・・」
しかしっ????
顔を見ると・・・園田は少し渋い顔をし・・・
「ショーの日・・・・涼と堂本の行動は行き過ぎではないかと・・・役員会議で問題になりました・・・」
涼と・・・・堂本さんの???
「・・・あの行為は個人的な感情あるゆえの行動だと判断させていただきました・・・・。」
嘘・・・。
堂本さんの顔を見ると・・・堂本さんは顔の前で両手を組み・・・
目を瞑った・・・。
やだ・・・。
そんな・・・。
「結城様・・・・」
・・・・・・・。
「今は涼を担当にしていますが・・・・」
やだ・・・。
「今日からは・・・変えていただきます・・・」
嘘よ・・。
涼・・・・。
「特別な感情が無いならば・・・大丈夫ですよね?」
堂本は眉間にしわを寄せたまま・・・。
「・・・どういうことですか??・・・・」
「同じ階級の淳か一樹か、達也に・・・・」
ゴクっとつばを飲んだ・・。
「一樹は今日はあいていないんです・・・。」
・・・・・・・。
「淳君か・・・・一樹さんか・・・・・達也さん?」
達也・・・・って、初めて聞いた。
園田は頷いて・・・・
「まぁ・・ずっととは言いません・・・淳ならすぐに準備ができますが・・・」
淳君と・・・???
私が?
でも・・・これを断ったら・・・。
「・・・・・涼は・・・もう担当から外すという事ですか?・・・・」
「涼は今日はもう帰宅しました・・・明日からは違うクラブのスタッフとして・・・」
嘘・・・。

