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第25章 逢いたい

涼・・・。



いいのに・・。



「で？？・・・・お前何処行く気だったの？」



淳君は車を走らせながらナビを弄った・・。



「・・・・原宿・・・・」




「原宿ッ？？？？(笑)何しにッ？？？」



(笑)



「・・・変装用の・・・カツラ買に・・・・(笑)」



淳君はまた笑って・・・



「昔よく・・・凛も付けてたなー・・・(笑)」



・・・・・・・。



淳君って・・・やっぱ・・・。



まだ凛さんの事・・・。



私が淳君の顔をじっと見てると・・・



「・・・なんだよ・・・(笑)・・・凛の話したら変？」



私は首を横に振った・・・。



「・・・まだ・・・好きなんでしょ？・・・」



また怒られるって分かってる・・・。



でも・・・。



淳君はタバコに火をつけ・・・・




「好きだよ・・・(笑)俺はアイツしか好きになれない・・・」



・・・・・///////



なんか・・・自分の事じゃないのに・・・。



胸が痛かった。



アイツしか・・・好きになれないって・・・。



「・・・凛さんも・・・好きだと思うけど・・・・」



ギュッとスカートを握って言った。



何とかして・・・2人を・・・。



淳君は煙を吐き・・・



「アイツは俺じゃない奴のが良い(笑)・・・俺みたいなバカと一緒に居るとアイツにはマイナスだ・・・」




そんな・・・。



そんな事ないよ・・・。