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secret
第25章 逢いたい

電話を切ると・・・蓮見は真赤な顔をして俺の腕を掴んできた。
「・・・上地く・・・//////」
・・・・・・・(笑)
「あれ以来・・・ちゃんと話もしてねーんだろ?・・・ちゃんと話してやれよ・・・」
そう・・・。
あの時から・・・何がどうしたかはそこまでは俺も知らねーけど・・・。
毎月毎月・・・・淳の意味不明な行動・・・。
それが最近は・・・可哀想になってくるんだ。
「でも・・・・淳は・・・・」
泣きそうな声出すなよ(笑)
「淳は????(笑)」
俺が煙草に火をつけ言うと・・・・
「・・・もう・・・私の事なんて・・・・」
大好きですけど(笑)
お前の事(笑)
「あのさー・・・それは本人に直接聞けよ(笑)俺等だって昔みたいにガキじゃない・・・もういい大人だ(笑)・・・今ならまだ間に合う・・・」
蓮見・・・。
大丈夫だよ・・・。
アイツがお前を嫌いになる事は無いんだ・・・。
あの・・・強気で不器用な淳が・・・
初めて好きになった女は・・・
この先もきっと・・・アイツの一番で・・・。
「もう・・・逢えないよ・・・・」
蓮見は少しやせた体で・・・小さく肩を震わせてそう言った・・・。
・・・・。
「何があった?」
俺が蓮見の顔を覗き込み言うと・・・
蓮見は首を横に振って何も言わない・・・。
「・・・淳に話せ・・・ちゃんと淳はお前の事だけ・・・(笑)考えてるよ・・・・」
淳ー・・・
早く来やがれ!!!!!
お前の大好きな女が泣いてるぞッ!!!(笑)

