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第26章 お泊まり



涼の運転で台場に着いたのは22時半過ぎ。



念のため海浜公園駅前で車を止めてもらった。



「一応帰ったらPCにメールして?(笑)」


涼はそう言って私の手をポンポンッと撫でた。


そう、今日から携帯内容が会社に監視されることになり・・・・。



ラインも通話も一旦出来なくなった。


「うん・・・/////・・・涼ありがとう・・・楽しかった・・・」



「(笑)直ぐにまた逢えるから・・・待ってて?」




待ってるよ・・・。



涼・・・・。


私はバックの中から小さな袋を出し・・・涼に差し出した・・。



「なに???(笑)」



「いつも・・ご馳走になったり・・今回も全て出してもらっちゃったし・・・・(笑)ありがとう・・・」



涼はその袋を手に取り・・・



中のモノを取り出した・・・。



「あ・・(笑)かっわいーー・・お前らしいな(笑)」



そう言って小さなネクタイピンを出し・・・笑った。



「ごめんね・・・(笑)また何か改めて・・・」



私がそう言うと・・・涼は私の頭を撫でて・・・・



「ありがとう・・・(笑)・・・・明日付けちゃおッ!!!」



(笑)



「・・・じゃ・・・・もう行くね・・・(笑)」



車のドアを開けると・・・・



涼は私の腕を引っ張り・・・



チュッ・・・・/////////



・・・・・・。



「気を付けて帰れよ???」




・・・・・//////



「うん・・・/////」



車を降り振り返ると・・・涼は煙草を咥え・・・



早く行けって手を振った(笑)



・・・・・。



駅から離れて・・・振り返ると・・・涼はやっと車を動かし・・・。



私を追い抜いて行った・・・。




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