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secret
第28章 もう一つの真実

達也は首元を拭きながら私の横に移ってきた・・・。
「・・・お姉さん彼氏いますか??」
・・・ん??・・・ナンパ??
「えーっとぉ・・彼氏というか・・・。」
何て言えば良いのかなぁ~・・・。
って、何達也への対応でマジに考えてんだよッッ
「ふーーん・・彼氏とか欲しいって思う??」
「・・まぁ・・好きな人だったら・・欲しいかな??」
「だよな?好きでもない奴だったら要らなくない??」
「あ・・・うん・・それは分かるけど・・・・」
何私普通に話してるんだッ!!!!!
でも・・・達也って・・・結構一途??
「・・・なーーんかさ・・、好きな子って・・どうも上手くこう・・・優しくできなくってさ・・」
「・・・好きな子をいじめるタイプ??(笑)」
「そうそう!!(笑)・・だからーー、大抵嫌われんだっ!」
・・・・なんか・・悪い人じゃないんだ・・・。
「でもさ??・・・ムチばっかだと・・女の子も嫌になるけど・・その分・・メッチャ優しくされたり??してくれたらー・・・嬉しいと思うけど・・・」
「ふーーん・・・でもー、もうさ・・その子に会わないと思うしもういいやー(笑)」
「会わないんだ・・・会えないの??」
「その子さ、好きな奴いるっぽいしー・・。もうね、俺仕事辞めたし・・」
「・・・そうなんですか・・・」
「お姉さんこの辺の人??」
・・・・・・・。

