この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
secret
第28章 もう一つの真実

達也はまた直ぐに追ってきて・・・・・・。
「なぁー・・怒るなって・・悪かったよ!!送るからっ・・」
「もぉー・・達也の言うこと・・・信じないっ!!優しいかと思いきや最悪だったしッッ!」
「・・・・いや、あのさ・・」
「もういい!!構わないで??放っといて!出来れば顔も見たくなかったッッ!」
「じゃ・・少し話しよ??な?」
・・・・何だよもぉ・・・
「・・・何話すの??」
「・・・・いや、何か・・・」
「・・・話すことないし・・・」
「血出てんだろ?送るって・・・」
「もう出てないっ・・・痛くもないし・・大したことないから!」
「・・なぁ、マジごめん・・」
「・・・もういい・・でも・・なんで・・あんな突っ掛かってきたのッッ?!」
達也は一瞬怖い顔をして・・・私を見た・・・。
ヤバっ・・・やっぱ・・・・。
やめとこっ!
「・・・じゃ・・失礼します・・・」
私は逃げるようにして早歩きをしてマンションに向かった。

