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secret
第9章 気になる人

涼君が居る場所が何処か知りたい。
俺は固まった。
俺が電話を切ると祐司は直ぐにオフィスを出ていった・・・。
うーーーわ!!!
慌てて追いかけて祐司がいるカウンターに向かうと・・・・。
案の定今日のスケジュールを確認。
「お前何してんだって!!」
祐司は笑って・・・・。
「彼女来るんだろ?・・・入会させろ・・・・。(笑)」
はっ?!
「お前何言ってんだよッ!!!ばかじゃねぇのっ?!」
祐司の肩を押すと・・・祐司は俺の手を掴み・・・・・。
「お前一人じゃ何もできないだろ?・・・・挙句の果てには俊也にまで先を越されて・・・・」
はぁっ?!
「・・・・うるせーな・・・・お前が口出すんじゃねーよ!!」
祐司は俺の手を退かし・・・・。
「いいから、・・・彼女を入会させろ・・・。お前の為じゃない、・・・・・」
・・・・・・・。
「彼女の為だッ・・・・・・」

