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secret
第9章 気になる人

結城said
涼君の携帯に電話をしたら・・・・。
涼君が・・・この前の会社の場所を教えてくれた。
1時間後の13時なら時間が取れると言われた私は慌てて準備をした・・・。
逢ってどうするの???
よくわからない。
でも・・・。
もう一回だけでもいい・・・・逢うだけでもいい。
一回でいいから・・・また顔が見たかったの。
簡単に髪をまとめ・・・・化粧を少し直して少しは大人っぽく見えるワンピースに着替えた。
家を出たのは電話を切って20分後・・・・。
涼君に逢えると思うと・・・気持ちが高ぶって思わず家から走ってしまった・・・・。
あの日にちょっとだけしか一緒に居なかったけど・・・、でもなんか・・・忘れられない涼君・・・。
頭から離れない・・・。
このモヤモヤをそのまま何もなかったことにはしたくなかった。
涼君に逢って・・・・。
決めたかった・・・。

