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ものガたり
第2章 道具
おっさんの後をついて行くと、大広間に通された。

そこに広がっていた異様な光景に、私は夢を見てるんだなって思った。

キャンドルをのせた皿を持った女性
お茶用のポットを持った女性
椅子の前に横向きに四つん這いになっている女性

女の人たちはみんな裸で、家具みたいにそれぞれが静かに待機をしていた。
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