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年下の男の子
第1章 まずは下準備
 俺、宮田優作42歳。しがない居酒屋の雇われ店長。
 雇ってるのは幼なじみってやつで━━ってそいつはいまは関係ないか。
 ちなみに妻子あり。だが、それとこれとは話は別ってもんだ。
 子供は可愛いし妻だって可愛い。だけどもう、二人目はいらないって宣言されちゃってるし、良きパパを演じるにはガス抜きも必要ってところだ。いやわかってるさ、言い訳だって。
 けどなぁ、俺の変態度は一人じゃ満足しないのよ。よっぽど相性のいい、興味の範囲の重なる相手でもいれば別だけど。
 だからしょうがなくだ。俺はまっとうに生活を送るために、嬉々として、M女にご奉仕したりハプバーに遊びに行ったりしてるわけなのよ。まぁ……男として察してくれ。
 なんて心の中で誰にともなく言いながら書き込みをした登録制のサイトをチェックしていた俺は『お?』と思った。
 男なんて性欲が先に立つとどうしたって言語能力は低下する。送ってくるメッセは『お願いします!』の一文だったり、『俺がドーシテコーシテウンヌンカンヌン』みたいな聞いてもない自分の予定行動語りだったり、ちゃんと書いてることを質問してきたり、とにかくこっちが求めてる条件に当てはまるかとか具体的にどこが疑問だとかそういったことをガン無視したものしか基本来ない。だからしょうがなくプロフ覗いてやっても必要な情報なんてありゃしない。そしてそうでないのはすでにご一緒したことがあったりね。
 そんななかで、一つのメッセがいい意味で引っかかったのだ。
『Uさんこんにちは、初めまして。21歳学生のLと申します。Uさんとは相手に対する姿勢で通じ合えそうだと思ってメッセしました。指示には必ず従うので、ぜひプレイに参加させてください』
 21歳と言う割に、絵文字の一つもない文面。そして末尾には、
『追記:性病チェックは毎月白です!』
 ときた。こっちが俺んーなにお堅い文章書いたっけと自分の書いたもん省みる始末だ。
 しかし21歳が毎月性病チェックとは、誉めりゃいいのか呆れりゃいいのか……一応誉めとくか。俺が21歳んときは……おっさんの性病歴なんぞ聞きたかないよな、えーと……もはや全員の名前も覚えてないし、せめて女性全般というものに対して謝っておく。ごめんなさい。
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