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夢…獏の喰わぬ夢
第7章 現在
彼女は恥ずかしそうだ。
目隠しを外す。彼女はうつむいた。
「でもね。まだ終わっていないって体が知っているでしょう。」
彼女は目を閉じた。
「僕が果てるまで、君は僕を欲しがっている。」
彼女は頷いてキスし抱きついてきた。
僕はまた彼女に目隠しをして、自分が横になった。
「君の欲しいものを自分で探してごらん。」
彼女の手を繋ぐ。
彼女は口で僕を探した。
「口はもう十分だよ」
彼女は、戸惑う。
「自分で僕を自分の中に入れてごらん。」
彼女は仕方なく僕にまたがる。
「もう少し下の方、」
彼女が下がる時に僕の先端にかする。
僕は反りたって、彼女の部屋から先端をなぞった。
「はぁぁん。」
彼女に火がつく。彼女の入り口が先端を捉えた。またはじかれる。
「んんっ。」
「ゆっくりと入れてごらんよ。」
彼女は言われるままに動く。
やっと捉えて、ゆっくりと迎え入れる。
唇も半開きになり、
「はぁぁあん。」
迎え入れた感触を伝える。
僕もドクドクと脈打つ。
「ゆっくり、抜けないように腰を動かして、」
彼女は、感触を味わいながらゆっくり動かす。