この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢…獏の喰わぬ夢
第5章 夢の中


「また同じ夢を見て、もう一人の私になって、何度でもやり直すわ。

でも、あなたが、今、私を必要として、私を離したくないと思っていること。
夢の中でなく現実のあなたが…

それは確かね。」

僕は夢の話を通して、彼女への想いを告白していた。

僕は、現実に運命に引き離されるように、彼女を失ってしまうのだろうか?


僕の目から涙が溢れた。

空を見ている彼女に気づかれたくない、拭えずにそのまま静かにしていた。


「あなたの気持ち、伝わっているわ。
私も、私は、初めて隣の席に座った時から、ずっと、同じ想いであなたを待っていたの、
あなたが居ないなんて耐えられないわ。」


彼女は僕の涙を知っていた。
僕にかがみ込むようにして、涙をキスで拭い取った。

後から溢れる次々の粒を優しいキスで受け止めてくれた。


/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ