この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢…獏の喰わぬ夢
第5章 夢の中
すると彼女が立ち上がり、代わりに僕を風呂椅子に座らせる。
そして、サッと僕の後ろに回り抱き着かれた。
背中に感じる彼女の柔らかさに、自身は益々、力を蓄える。
「洗ってあげる。」
片手が後ろから僕を抱き締めるように胸に回り、反対の手が中心に伸びる。
腕を封じるように抱き締められて、僕は自身に伸びる彼女の手をただ見つめるしか出来なかった。
手のひらに取った泡を棹に撫で付けられた後、彼女の手は親指と人差し指で輪を作る。
それが根元に填められて、くるくると回りながらゆっくり上がっていく。
ううっ…気持ち良すぎるよ…