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僕だけの母さん
第1章 目撃
当時、中学2年生だった僕は再来年の高校受験に向けて毎晩1時過ぎまで受験勉強に勤しんでいた。

その夜も勉強に励んだ僕はいつものように1時過ぎにベッドに横になったのだが、何故かその夜はなかなか寝つけなかった。

そんな時の特効薬・・

洗濯機から拝借してきた洗う前の母さんの汚れた下着の臭いを嗅ぎながらオナニーをする事だった。

(母さん・・母さん・・)

子どもの頃に見た母さんの白い肌を思い返しながら巨大化した自分自身を何度か擦り上げるとあっという間に射精してしまう。

ネットでエロい映像は見慣れていても、まだ童貞の僕には母さんと交わる妄想が何よりのネタだった。

ティッシュペーパーの中に大量の精液を放った僕は一気に襲ってきた気だるさと眠気に耐えながら、同時に尿意も覚えてトイレに行く事にした。

階段を降りていくとすぐ隣のリビングのソファで毛布を掛けられた父さんが鼾をかきながら寝ている姿が見えた。

(あれ・・?母さんは・・?)

リビングとキッチンを覗き込んでも母さんの姿はなかった。

そういえば、父さんが連れて来た加藤という客人はどうしたんだろう?

もう帰ったのだろうか?

客人が帰って、母さんは風呂にでも入っているのだろうか?

そんな事を考えながらトイレに入った。

(あれ?)

風呂はトイレの隣だったが、誰かが入っている様子はなかった。

(母さんは寝たのかな?)

でも、考えてみれば母さんはソファで寝ている父さんを放っておいて、自分一人で寝てしまう人ではなかった。

とすると、母さんはどこに・・?

妙な胸騒ぎを覚えた僕は両親の寝室に向かった。









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