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僕だけの母さん
第6章 弟子
その日、僕は加藤と会っていた。
前に会ったファミレスで。
「で・・俺に何の用かな?」
加藤がコーヒーを口にしながら聞いてきた。
「・・で、弟子にして下さい!」
僕は周囲の目を気にする事なく加藤に頭を下げた。
「弟子・・?何の弟子かな?」
加藤は大人の余裕で煙草の煙を吐きながら笑った。
「いや、あの、その・・」
僕が口ごもっていると加藤がニヤニヤしながら、「お母さんの事だろ?」と聴いてきた。
僕は素直に頷いた。
「お母さんを抱きたいんだろ?」
全てお見通しとはかりに加藤が僕の顔を覗き込んできた。
僕はまたペコリと頷いた。
「アハハ、正直でいいな♪お母さんを一人の女として愛してるんだな?そして一人の女として悦ばせてやりたいんだな?」
恥も外聞もなく僕は何度も頷いた。
「わかったよ。その潔さに免じて弟子にしてやろう!だが、これからは俺の言う事は全て聞くように!ノーはなしだ!」
そう言って加藤は片頬を歪めた。
こうして僕の弟子入りの願いはあっさりと叶えられた。
前に会ったファミレスで。
「で・・俺に何の用かな?」
加藤がコーヒーを口にしながら聞いてきた。
「・・で、弟子にして下さい!」
僕は周囲の目を気にする事なく加藤に頭を下げた。
「弟子・・?何の弟子かな?」
加藤は大人の余裕で煙草の煙を吐きながら笑った。
「いや、あの、その・・」
僕が口ごもっていると加藤がニヤニヤしながら、「お母さんの事だろ?」と聴いてきた。
僕は素直に頷いた。
「お母さんを抱きたいんだろ?」
全てお見通しとはかりに加藤が僕の顔を覗き込んできた。
僕はまたペコリと頷いた。
「アハハ、正直でいいな♪お母さんを一人の女として愛してるんだな?そして一人の女として悦ばせてやりたいんだな?」
恥も外聞もなく僕は何度も頷いた。
「わかったよ。その潔さに免じて弟子にしてやろう!だが、これからは俺の言う事は全て聞くように!ノーはなしだ!」
そう言って加藤は片頬を歪めた。
こうして僕の弟子入りの願いはあっさりと叶えられた。