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イかせ屋…2
第2章 その男、絶倫につき…

………。
いや…、終わるはずがない。
ここからが私の1日の本当の終わりがやって来る。
私が夕食の片付けをする間に昌さんがお風呂を済ませる。
昌さんの後に私もお風呂を済ませる。
股間は彼好みになるようにとオイルを塗る。
既にパイパンにしてあるからツヤツヤの膨らみの演出をする。
着替えは白の透け透けレースのベビードール…。
乳首が見えるか見えないかのギリギリがデザインされたベビードール。
肩紐をピンクのリボンで締めて止めるタイプ。
裾がちょっと短くてフレアに広がるデザインが昌さんのお気に入り…。
パンティーも白のレースでお揃いのデザイン。
腰紐のピンクのリボンを止める。
全てが彼好みのスタイル。
これをしないと不機嫌になる人なんだもん。
ソファーでシガリロを咥えてる昌さん。
ソファーの後ろから昌さんの髪に触れてみる。
「まだ寝ないの?」
「これを吸ったら寝るよ…。」
嘘つき…。
すんなりと寝てくれた事なんかないじゃない。
昌さんのサラサラの髪から手を離して先にベッドへ私が入る。
前は狭いシングルだったけれど、今は広くてフカフカのダブルベッドに昌さんが替えてくれた。
このまま眠りたい…。
そう思うほど気持ちがいい。
「梓…、寝たか?」
昌さんがベッドに入って来る。
「ううん…。」
一応、起きてますアピール…。
でも、ちょっと眠いのよ感も見せてみる。
「もしかして…、疲れてるのか?」
私の髪を耳に掛けながら聞いて来る。
「ちょっと…、疲れたかな?」
わざと言う。
「なら、今夜はもう寝るか?」
前髪を分けて額にキスをして聞いて来る。
焦らす駆け引き…。
ちゃんと私の身体を心配してる演技…。
「そうしようかな…?」
私がそう答えた瞬間にやっと唇に軽くキスをする。
「寝てもいいぞ…。」
俺が勝手に感じさせてやるからの続きが聞こえる気がする。

