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Secret 2
第10章 26歳
その指輪は・・・。
銀座の某ハイジュエリーの店で買ったようだった。
あの・・・私が見た一緒に居た女性は・・・。
偶然高校時代の同級生がその店で働いていて・・・。
この指輪をお願いしたとき世話をしてくれたお礼にケーキを買ってあげたという・・・。
だから・・言えなかったと言われた。
そんな高価なもの貰ったこともなかったし・・実感がわかないけど・・・。
何処の指輪かより涼がくれたという事が嬉しかった・・・。
最高の・・・
26歳のbirthday・・・。
ありがとう・・・。
涼・・・。