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本の夢…
第4章 癖になる宿題
6時間目から授業に戻った。
英語だったけれど全く頭に入らなかった。
授業が終わると図書館に走って行った。
先生は仕事中だから私は2階に上がって勉強をする。
先生のお勧めの本だと授業でわかんない内容がちゃんと私の中で理解が出来るようになる。
5時になって先生が図書館の鍵を閉めた。
「夢…、これはどうしたんだ?」
先生がちょっと怖い顔をして私の唇を指先で撫でて来る。
「先輩とはもう付き合わないって言ったら叩かれたの…。」
「酷い事を…。」
先生の唇が私の唇の端に触れた。
ぺろりと唇の怪我が先生に舐められる。
「先生ぇ…、もっと…。」
先生の首に腕を回してお強請りをする。
メガネを外した先生が私が勉強をしていた机の上にメガネを置いた。
くちゅくちゅとした涎が口から溢れるくらいのキスを先生がしてくれる。
先生のキスが離れる。
「先生ぇ…、もっと…、気持ちよくして…。」
自分の身体を先生にすり寄せた。
私の腰を抱いた先生が私の耳を軽く噛んだ。
「今日はダメです…。」
そんな言葉を囁く。
「えーっ!?なんで?」
ちゃんと勉強をしたのに…。
先生が約束を破るの?
そう言いたくなって口を尖らせて頬を膨らませた。
「時間がないんですよ。」
先生がクスクスと笑って私の膨らんだ頬にキスをする。
「時間?」
「学校を6時までに出る校則ですよ。もう5時半だから夢を気持ちよくしてあげられない。」
先生が悲しそうな顔をした。
うちの学校は校則にうるさい。
6時以降に学校に残って居てはいけない校則。
もし、先生が生徒を引き止めた場合はその先生の評価が落ちる。
評価の低い先生はクビになるって噂がある。