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本の夢…
第4章 癖になる宿題



秘密の恋だから校則はちゃんと守る約束…。

先生に迷惑は掛けられない。

先生は私を傷つける事は絶対に出来ないからって言ってくれる。

だけど寂しいよ、先生…。

先生をもっと感じたいよ…。

そんな我儘を言いたくなる。


「仕方がないな。」


先生がまた小さな本を私に渡す。


「これは宿題。夢が今週を真面目にやれたら金曜日に夢をいっぱい可愛がってやる。」

「本当に?」

「約束をする。僕だって夢の可愛い顔はいっぱい見たいからね。但し、この宿題は癖になるから夢があんまり夢中になったら僕は傷付きますよ。」


癖になる宿題?

よくわからなかった。

他にも図書館の普通の勉強用の本を先生が私に貸してくれた。


「とにかく夢は真面目にやりなさい。金曜日を楽しみにしてますから…。」


そう言った先生はギリギリの時間までキスをしてくれた。

今日はまだ火曜日…。

金曜日まで長いなぁ…。

先生とはドキドキのラブラブだから文句を言うつもりはないけれど…。

ゆっくりと秘密の恋をするという意味が、この時の私にはわかっていなかった。

6時前ギリギリに学校を出て家に帰ってご飯とお風呂を早く済ませる。

パジャマに着替えて先生が貸してくれた特別な本を開いた。

これは…。

また官能小説だとはわかった。

宿題?

先生の本をとにかく読む。

主人公はエッチな女子大生…。

毎日、毎日オナニーをします。

学校でもオナニーをします。

家でもオナニーをします。

オナニーはエスカレートしてローターと言われる道具を使ったり、公園で人に見られるかもしれない緊張感を感じながらやっぱりオナニーを繰り返します。

そんなお話の官能小説…。



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