この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
島人物語
第4章 正月の過ごし方~宮古島

飛行機は予定通り10時半に離陸・・・・。
結城は相変わらず俺の横で今日は大人しい。
別に怒っている様子はないけど・・・口数が少なかった。
11時20分過ぎに宮古島に付き淳と一緒にレンタカーのカウンターへ・・・。
「お前さぁ~、結城のテンションの低さどうにかしろって!」
淳がボソッと言ってきた。
あ~・・・やっぱ気付いた???(笑)
俺は書類に記入しながら・・・・。
「朝から、仁美からスッゲー電話来てさ~・・・それリアルタイムに見られたからさ~・・・・。」
「それ何も言い訳しねーの???」
言い訳ねぇー・・・・。
「言い訳って・・・・別にやましいことねーーし!!!」
別にセフレだったわけでもないし、ただの飲み仲間。
「んじゃー、結城の前で電話に出ろよ??」
はっ?!
「そんなのできるかよ、お前何言ってんの???」
顔を上げて言うと淳は俺の方をチラッと見て・・・。
「出来ねーならやましいって事だろ?」
・・・・・・・。

