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島人物語
第5章 女の存在

「・・・一樹・・・どうしたの??・・・話して???」
私は隣に座った・・。
「・・・うん・・・」
「・・一樹は・・・優しいから・・・何か断れなかったんだよね??」
「結城ちゃん・・・俺・・最低なんだ・・・ごめんね・・・」
「一樹・・・どうしたの??・・・その人の事そんなに好き??」
「・・・・わからない・・自分でも・・分からないんだよ・・・」
「・・・昨夜・・優樹くんを置いて行っちゃった??」
「・・・昨夜・・電話来て・・・直ぐに来てって・・・来てくれたら・・・優樹のこと考えるからって・・・。言われて・・・」
「で??行ったら・・・??」
「なんか・・昔の男と揉めててさ・・・一応・・仲裁して・・・」
「それで・・・一晩帰らなかった??」
「なかなか・・相手の男が帰らなくって・・・彼女が泣くから・・・」
「・・・・はぁ・・・一樹ーー・・・彼女・・・幾つ??」
「・・・29・・・」
「・・・好きなの??・・・」
「凄くいい人なんだ・・・優しくて・・でも前の男に付け回されてて・・助けてって・・凄く弱い子なんだよ・・。怖いって言うんだ・・・」
「こっちに来てもらえないの??」
「・・・・子供が・・苦手なんだ・・・」
・・・・・それって・・・致命的じゃ・・・

