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島人物語  
第5章 女の存在




それから何日かたってからの事・・・。



優樹君を保育園に送った後涼は一樹に電話。



「・・・・・・・」


車の中で涼の電話の向こうからかすかに呼び出し音が聞こえた。



「あっ!!・・・一樹???」



思わず私も顔を上げた。



電話出たっ!!



涼は私の顔を見てニコッと笑って・・・。



「今さチビの保育園送ったあとなんだけど、今何処??」



・・・・・・。



「わかった!んじゃ直ぐ行く!!」



????


涼は少し笑って電話を切ると・・・・



「マンションに居るって、・・・女もいるみたい!」


えっ・・・。


「あの噂の彼女??」



涼は車を動かしながら・・・



「他に誰がいるんだよッ!!(笑)直ぐ行くって言ってあるから話ししに行こうー・・・。」



話し・・・。


優樹君を預かったあの日から一樹とは誰も会ってなかった。


一体何をしてるのか・・・


何処にいるのかもわからない。


そんな感じだった。


一樹・・・・。


大丈夫なのかな・・・・。




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