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島人物語  
第11章 オープン!!



私が表に出ていくと・・・大吾の隣にはもう一人男が・・・。


「あーー、結城ちゃん・・(笑)俺の友達紹介するね??・・・友達の英輝・・俺とタメなんだ(笑)」


英輝はジッと真顔で私を見て・・・何も言わないで頭を下げてきた・・。


「・・・あ、いらっしゃいませ・・(笑)」


「・・・・腹減った・・・」


英輝はぼそっと言った・・。



「・・・ご飯のメニューもありますよ??(笑)何か召し上がります??」



私はメニューを見せ言った。



「・・・・・アンタが作るの??・・・・」



・・・・なんか・・スッゴイ・・・愛想がない人だな・・・。



「あ・・・はい・・・」



「英輝、結城ちゃんのご飯超うまいからっ!!」


大吾が言った。



「・・・ふーーん・・・。じゃぁー・・・唐揚げっ・・」



「・・・はい(笑)・・」


私は裏に行き唐揚げ定食を準備しに・・・・。


なんか・・・23歳にしては・・・大人っぽいっていうか・・・落ち着いてるっていうか・・・



声が低いのか・・・・


10分くらいでお店に戻ると相変わらず大悟と英輝はお酒を飲みながら少し酔っぱらっている。



「はーい・・・唐揚げね???お待たせしましたー・・(笑)」私は英輝の前に唐揚げ定食を出した・・。




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