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島人物語
第12章 狙いは・・・・。

二階のVIPルームに入ると・・・・
締め上げられた二人が真ん中で跪いていた・・・。
「涼・・」
一樹が俺の前来た・・・。
「・・・・・・・。」
「・・殺すな・・・」
「・・殺す・・・」
俺は・・・・抑えられなかった・・
あんな結城を見た以上・・・・あんな姿にしやがって・・・
「涼っ・・・・・お前務所入ってどうすんだっ!!・・・」
淳が言った・・。
俺はタバコに火を付けた・・・。
「・・・・淳・・・結城を見なかったのか?・・・」
「・・・お前がアイツの傍から離れてどうすんだっ!!」
淳の手も大分力がこもってる・・・。
「・・・・・・。」
「離れたら・・・・ダメになるぞ?」
淳はじっと俺の目を見て言った・・・。
「何処も行かねーよ・・・・。」
達也の顔を見るとグッと堪えた顔・・・
片手にまだバットを持ってる・・・。
俺は達也の方に行きバットを借りた・・・。

