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島人物語
第12章 狙いは・・・・。

俺はゆっくり二人に近づき・・・。
跪く二人の前に立った・・・。
英輝はズボンははいていない・・・パンツ姿だった。
・・・・・・。
ギュッとバットを握り・・・・。
思い切り振り上げるとッ・・・・・
「涼ッ!!!!」
ハルさんの声が聞こえた・・・。
ガチャーーン!!!!!
凄い勢いで二人の間にバットを振り下ろし床に叩きつけた・・。
自分の息が切れるのが分かった・・・
二人はビビった顔でそれを見つめ・・・・・
俺はしゃがみ込んだ・・・・。
「・・・・・・」
二人を見つめると・・・・怯えた目で俺を見てきた・・・・
「・・・・よく手出したな・・・・・・」
大吾はその瞬間しょんべんを漏らした・・・・・
「俺ぇ・・・・っ・・・やめ・・・やめようって・・・・」
震えながら言い訳をし出す・・・・
俺はその姿を見つめ・・・・
「・・・俺の宝物だ・・・・あんな姿にしやがって・・・・」
フツフツと怒りがこみ上げた・・・・。
英輝はガタガタ震え・・・唇が小刻みに動いて・・・・・
「りょぉさんっ・・・・・マジ・・・許してくださいっ・・・」
涙を流し・・・。
言った。

