この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
島人物語
第13章 余命宣告

私は・・・あの日からお店に行っていない・・・。
涼は達也に店を頼み・・ずっと一緒にいてくれた・・・。
マンションで一緒に食事を作ったり・・・掃除をしたり・・・。
そんな毎日だ・・・・。
7月の終わり・・夏休みが始まる頃だった・・・。
カレンダーをふと見ると・・・
あ・・・・
沖縄フェス・・・・
「・・・結城??・・・どした??」
涼が言った。
「私・・・忘れてた・・・」
「・・んっ??・・・」
「沖縄フェス・・・・」
「・・・・・・・」
涼もカレンダーを見て・・・・二人で顔を見合わせた・・・。
大丈夫かな・・・・何も起きないかな・・・。
そんな不安がよぎった・・・。

