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島人物語  
第13章 余命宣告



あの電話の後・・・・。



美佳とはラインでやり取りをしているだけ。



電話をしても留守電になったり・・・。



美佳は相変わらず忙しそうだった。



美佳・・・・。



何か悩んでいるんじゃないかな。



ラインで聞いてもはぐらかせるだけだった。



その日の夜・・・・。



涼はいつものように私の髪をドライヤーで乾かしてくれた。



「結城~・・・・。」


後ろから涼が髪を乾かしながら声を掛けてきた。



「ん~・・・???」



「夏が終わったら・・・また二人で旅行行くか?(笑)」



・・・・・・・。



涼は・・・・



以前以上に優しくなった。



「うん・・・(笑)また・・・紅葉見に行きたいな・・・。」


涼は優しく髪を撫でながら綺麗に仕上げ・・・。


「結城が行きたいとこ行こう??(笑)美味い飯食って~・・・いい景色見に行こう(笑)」


・・・・・ありがとう・・・・・。



涼・・・・。




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