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島人物語
第13章 余命宣告

沖縄フェス前日
私は久々・・・・。
マンションの外に出た。
「大丈夫か????」
私の横には涼・・・・。
道に出ると・・・道路を走る車・・・。
そんなの普通の光景だけど・・・・。
私はあの日を思い出してしまう。
涼の腕にしがみ付いて目をそらした。
美佳が泊まっているホテルはマンションから直ぐ・・・。
「結城・・・やっぱり無理しない方が・・・・。」
・・・・・・。
でも美佳に会いたい・・・。
美佳が心配なの・・・。
「行く・・・・美佳に会いたいの・・・・。」
涼は私の肩をギュッと抱き・・・・。
「わかった・・・(笑)」
いつまでもマンションに籠ってるわけにはいかない。
こうやって・・・。
前に進まないと・・・・。

