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島人物語  
第14章 奇跡の島沖縄




一樹said



フェスが始まって大音量の音楽が海沿いに響き渡った。



俺は優樹を連れて・・・


マンションの前の道で会場の方を眺めた。


「パパー・・・皆はーー????」


優樹が俺の手を引っ張って言う・・・。


皆は朝から会場に行き買い物や結城ちゃんのショーを見ると張り切って出掛けて行った。


「優樹ー・・・」


「んーー・・・????(笑)なにーー???」


・・・・・。



「お前美佳ちゃん好き???(笑)」


小さな優樹を見て言うと・・・・。


優樹は顔を上げて・・・。



「美佳ちゃん大好き(笑)おっきな声で笑うんだよーー・・」


・・・・・・(笑)


「優樹、・・・ちょっと大和のとこ行こうか???(笑)」


俺は優樹を抱っこし・・・マンションの方に戻った。


「大和先生(笑)」



優樹は笑って言う・・・。



そう・・。



大和先生に・・・



相談しよう。



車に乗って・・・。



大和診療所に向かった・・・・・。







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