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島人物語
第14章 奇跡の島沖縄

「子宮癌ッ????」
大和は声を上げた・・・。
優樹は看護士さんと外で遊んでいた・・・・。
「あぁ・・・なんか転移してて手術は出来ないって言われたって・・・。」
「んー・・・余命は???」
・・・・・。
「1・・・年・・・。」
大和は少し顔を歪め・・・・。
「抗がん剤とかやってねーのかな・・・・」
・・・・・。
「なぁ・・・お前そういうの出来ないの??こっちで何とかなんない???」
大和は腕を組み・・・。
「んー・・・基本1年なら・・・、多分ステージ4とか・・。正直厳しいかなー・・・。」
・・・・・・。
厳しい・・・。
「病院は何処はいるのかな・・・都内ならやっぱ国立の癌研か??」
・・・・。
「聞いてない・・・・。」
「そっかー・・・・でもさ、こっちにも癌研あるし・・・あとはぁー・・・。」
「・・・なに?・・・なんかあんのか?」
大和は少し黙って考え込み・・・・。
「・・・・俺の親父のとこで治療する?・・・・」
・・・・・・。

