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第1章 大晦日

淳said


大和はお酒を口に運び・・・。


「かっわいーよなーーー・・・(笑)」


結城の後姿を見ながら言った。


「何？お前に彼女とか初耳なんだけどッ！！」


そう言うと・・・。


「半年くらい前にさ、リゾートバイトで近くのホテルに来てて？？？そのまま付き合いだしたら沖縄に残ってくれてさ？？いい子だよ？？？」


へぇー・・。


「地味なの？？(笑)」


「普通の子だよッ！！！でもーー・・しっかりしてる(笑)」


ほぉーーー・・(笑)



「お前可愛い子大好きだったのに？？？(笑)どうした？？？」


「もう俺等28だぜ？？(笑)いつまでも顔で選んでらんねーよ！！あーーーやって可愛くていい子なんてそうそういねーじゃん？？」


・・・・・・。


「まーーな！！」


可愛くていい子・・・か・・・。


「蓮見も可愛かったな・・・・。」


・・・・・・。


「まーーな！！」


「でもさー・・・可愛いと大変じゃね？？？」


大和は体を起こし言った・・。



「なにが？」



「・・・・昌也ーーー・・・昔からそうじゃん？？」



・・・・・。



「あぁー・・・。」



「お前もー・・大変だったろ？？」



別に・・・。



大変とか感じた事は無かった・・・。



「別に？？(笑)・・・・でもそんな女ももう居ねーし気楽だよ！！！」